2025年6月VTuberグループ「深層組」のYouTubeチャンネルが突如として複数同時にBAN(アカウント停止)されるという前代未聞の事態が発生しました。
突然の出来事にファンの間では動揺が広がり、「なぜ一斉に?」「何が原因?」という疑問の声がSNS上に噴出しています。
今回は、YouTube側から提示された通知文をもとに、BANの背景にある「著作権侵害」の問題、そして今後の可能性について詳しく解説していきます。
『深層組』のBAN!YouTubeからの通知内容
今回のBANについて、YouTubeからは次のような通知が届いたとされています。
「第三者による著作権侵害の申し立てを複数回受けているアカウントにリンクされているため、このアカウントを停止しました。」
この文面は非常に示唆的です。問題は「リンクされている」という部分。つまり、直接的に著作権を侵害したアカウントではなくとも、関係性があると見なされたことでBANされたということでした。
2025年6月13日23時現在、深層組のYoutubeチャンネルを検索しても以下の画像が出てしまい見ることはできません。

BANされたYoutubeチャンネル
深層組に所属するクリエイターのチャンネルが次々とBANされており異常の事態となっています。
2025年6月13日23時現在分かっている範囲でBANされてしまったチャンネルは以下となっています。
- DWU(ディープウェブ・アンダーグラウンド)
- なまほしちゃん
- 生返るるる
- 小城夜みるく
- 刺杉あいす
- 数打あたる
- 甘神すう
- 飛出ぴょこら
- 絶望です
- 正義なぐる
深層組に所属する全てのクリエイターのYoutubeチャンネルがBANされたわけではなく、無事なチャンネルもありました。
深層組のBAN「リンクされている」とはどういうことか?
YouTubeでは、同じ運営者が複数のチャンネルを持っていたり、共通のIPアドレスや端末からログインしていたりすると、システム的にそれらのアカウントを「関連付け」る仕組みがあります。
また、コラボ配信や切り抜き、公式チャンネルとの相互リンクなども、間接的に「関係性がある」と判断される材料になり得ます。
このため、深層組のある一部メンバーのチャンネルが、過去に著作権侵害を繰り返していたことで、その関連チャンネルまでもが“連鎖的に”BANされた可能性が高いのです。
著作権侵害の内容とは?
が、ネット上では次のような行為が問題視されていたのではないかという声があります。
- BGMやアニメ素材など、権利者の許可を得ずに使用されたコンテンツ
- 他のYouTuberや制作者の切り抜き動画を無断で編集・再投稿
- 規約で禁じられている過激な内容の転載・引用
YouTubeはこうした著作権違反に対して非常に厳しい態度を取っており、短期間に複数の通報が入ると、自動的にチャンネル停止となることがあります。
『深層組』復活の可能性とファンにできること
現時点では、深層組の公式からYouTubeへ「再審査請求など必要な対処を顧問弁護士や関係パートナー様とともに進めております」と発表があるため結果を待つのみとなると思われます。
YouTubeの再審査は時間がかかることが多く、違反が認められた場合にはアカウントの復活は極めて難しいとされています。
ファンとしてできるのは、
- メンバーのX(旧Twitter)などの発信を見守る
- 別のプラットフォーム(Twitch、ニコニコなど)での活動再開を支援する
- 不確かな情報で過剰に騒がず、冷静に対応する
といった行動ではないでしょうか。